新居(賃貸マンション)の8畳間を使ってホームシアターを作りました。プロジェクターやスピーカー、スクリーンなど購入したものとその価格をまとめてみます。
目次
一番重要になるプロジェクター選び
ホームシアターで一番重要になるのは、やはりプロジェクターですね。
値段も1万円くらいのものから数十万円のものまで、どれを選んだらいいか非常に悩みました。
実際に1万円程度のものも所有をしていますが、納得のいくものではなく、その後にもう一台買って使用しています。
購入したプロジェクターはこちらです。
EPSONの『EH-TW5350』
EPSONがホームシアター入門機としている『dreamio』シリーズの中のモデルですね、価格は10万円ほど。中古であれば7万円ほどで買えるようになっています。
選ぶにあたって
- 価格は10万円程度まで
- 1080p(フルHD)対応
- 音声出力は必須
- ズーム・台形、左右の補正付き
などをポイントにしました。最後の点については後述します。
プロジェクター『EH-TW5350』の使用感
以前使用していた1万円前後のものと比較して、比べ物にならないくらいに映像が綺麗です。
画面も明るく、そして何より画面もくっきり。字幕の文字も読みやすい。
値は張りますが、その分の満足感は十分にあります。下手に安いプロジェクターを買ってモヤモヤとするよりは、一台しっかりとしたプロジェクターを購入して長く、ストレスなく観ることができる方が良いかと思います。
調べてみた限り、1万円〜3万円の格安プロジェクターは補正がない為、置き場が限られているものが多く。また3万〜5万円くらいのものはビジネス用のもので音声の出力がないものが多いようです。
ホームシアター入門には、最低でもこのくらいの価格帯のものは必須かと思います。一番お金をかけたいところです。
プロジェクターのズームや補正機能の重要性
この機種は台形補正や、左右の傾き補正がついているため置く場所も限られないのも気に入っているところ。
以前購入した1万円代の激安プロジェクターは台形補正はついていたものの、ズームや左右の補正がありませんでした。
ということは、置く場所が一点に限られてしまうことになります。
また、プロジェクターはその性質上、本体冷却のためのファンがついています。これが結構気になります。
この『EH-TW5350』の場合、プロジェクターの映写中に真後ろから撮影するとこれくらいの音がします。
ですので、実際使ってみるとプロジェクターからできるだけ遠くで鑑賞するのって結構重要だったりします。
左右補正はこんな感じの機能です。
これがあれば、スクリーンの真正面ではなく斜めから映写することができます。
ちなみに、イベント事などで使用する際に背景にプロジェクターから映像を写して真正面に人が立ってトークをする、ということもできますね。
ということで、斜めに置いたりスクリーンからできるだけ遠ざけるなど様々な位置に置けるというのは大きなメリットです。
音の出力は一本のサウンドバーで
賃貸マンションのため、あまり大きな音は出せないので、音にはあまり費用をかけないようにしました。
使用しているのはヤマハのサウンドバー『YAS-106』です。
基本的には、ボリュームとサブウーファーを使った低音のみの調節でシンプルにわかりやすいです。
購入時には、ケーブルでごちゃごちゃとしてしまわないようにBluetooth対応もひとつのポイントとして選びましたが、音声が遅延してプロジェクターで出力している映像とのズレが気になって、いまではケーブルで接続しています。
スクリーンは少し値が張りましたが大満足でした
スクリーンは楽天で注文、スクリーン専門店の『シアターハウス』さんで購入しました。
サイズは80インチで、軽量なタペストリー型です。
賃貸で壁に穴を開けられない場合に、スクリーンを設置してホームシアターを作りたい。そんなときは先に書いたこちらの記事をご覧ください。
ホームシアター完成までにかかった費用
- プロジェクター・・・10.5万円
- サウンドバー・・・2.2万円
- スクリーン・・・2.9万
- 雑費(スクリーン設置)・・・0.5万円
計で約16万円程になりました。これでは予算オーバーをしてしまう、という方は予算を削るとしたらスクリーン本体かなと。安いものだとここから2万円は削れます。あとは、音はヘッドホンを使用するなどでしょうか。
最初に書いたよう、プロジェクターはいいものを使ったほうが良いです。
例えば、もう一部屋10万円以内で、という場合で考えれば同じプロジェクターを中古で買うなどしてホームシアターづくりをすると思います。
安物買いの銭失いとなってしまわないよう、満足の行くプロジェクター選びの参考になれば幸いです。